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「高齢起業」を市が支援、地域基盤を強化―東京・八王子(医療介護CBニュース)

 東京都八王子市は4月中旬をめどに、50歳以上の市民の起業を支援する「志民塾」の今年度の参加募集を開始する。主体的に本格的な地域貢献活動を行う高齢者を支援する施策で、将来的には地域による“老老介護”や見守り活動を推進する地域ネットワークの基盤強化にもつなげたい考え。

 都では、元気な高齢者が要介護者を支えるなどの高齢者社会に適した地域ネットワークの強化を区市町村に促している。ただ、ボランティア中心の地域活動に関心を示さない高齢者も多いため、八王子市では、高齢者にも関心が高い「創業」の要素を盛り込んだ志民塾を実施する。

 同塾では、「創業」「コミュニティビジネス(社会起業家)」「地域コーディネーター」の3コースが設けられている。幅広い分野に人脈のある企業OBを中心に、現場で活躍する公認会計士、税理士、中小企業診断士、弁理士などが講師として参加する。募集人数は40人で、6月から半年間実施する。

 八王子市では、区市町村による高齢者向けの本格的な起業家養成講座は珍しいとしており、「『西の北九州市、東の八王子市』を目指す」(共同推進課の島村尚男主査)という。

 志民塾は昨年度、29人が受講。美術系の大学生の作品を展示する美術展事業を始めた63歳の卒業生らが輩出している。


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